道で病気の猫に出会い、苦労を覚悟で連れ来てしまう・・・。
こんなふうにして始まる猫との生活も決して少なくありません。
わたしの友人も段ボールの中に入っていた子猫を育てています。
漫画の中にあるような話ですが、目があった瞬間運命を感じ、わたしが育てるしかないと思ったそうです。
そこから話が盛り上がって、「拾った後どうしたのか?」を友人に聞いてみました。(友人から話を元に今回書いてみました。)
まずは獣医さんに
どんなに健康そうにみえても、外で出会った猫は、家につてれ帰る前に動物病院に連れて行って獣医さんに診てもらってください。
特に先住猫がすでにいる場合は、猫同士が接触する前に獣医さんに診察することが必要不可欠です。
病気の猫を家に入れる時
診察の結果病気が見つかり、入院するほどでなければ家に連れて帰り獣医さんの指示に従って看病をすることができます。
その時特に注意したいのは、健康な先住猫が居る場合です。
にあげられている伝染病の場合、先住猫に定期的にワクチンを接種しているのであれば電線の心配はあまりする必要はありません。
ただ、寄生虫やノミ、ワクチンの開発されていない伝染病などは厄介です。
治るまでの間は、先住猫から隔離する必要があります。
この時つい思ってしまうのが、「ゲージ入れたら大丈夫?」と、思ってしまう事です。ゲージに入れただけでは、隔離とは言いません。
隔離する方法とは?
専用の「病室」にできる部屋があれば理想です。そこにトイレ、水、ご飯皿、暖房などを置いておけば大丈夫です。
ただ、人のしぐさを観て戸やドアを簡単に覚えてしまう猫が多いので、ドアロックなどの処置を忘れないようにしましょう。
先住猫に病気をうつさないように、獣医さんの支持をしっかりと守る事がとても大切です。
もし、隔離する部屋が無ければ、バスルームや押入れを「病室」とする方法もあります。
その様になった時、あなたの生活に支障が出る場合がありますので、考慮する必要があります。
里親を探すとき
経済的な理由、先住猫との相性などの問題から元気になった猫を里子に出さなければならなくなった時は、近所の獣医さんなどに相談して、獣医さんの所に里親募集の張り紙をしたりすると言う方法が一般的です。
最近では、NPO法人で里親を探す団体もあるので、獣医さんと相談してそちらに相談されるのもよいかと思います。
譲るときは、必ず誰か付き添う事が大切です。
間違っても、猫だけを空輸したりするのはやめてください!
子猫に牛乳は、とてもデンジャラス
牛乳に含まれる脂肪を分析できず、下痢をしてしまう猫がいます。
たかが下痢を言っても体力のない子猫や老猫にとっては致命的な場合があります。
下痢から脱水症状を起こして命を落とす場合があります。
牛乳は、子牛のためのものなので、猫にはペットショップや動物病院で売られている猫用ミルクが適しているのでそちらをあげてください。
拾ってきたら、ノミ・ダニ駆除を行うそれマル!
さて、必ずと言っていいほど外から拾ってきた猫には、ノミ・ダニがついています。
なので、ノミ・ダニ駆除がとても大切です。
ノミ・ダニ駆除予防で有名なストロングホールドがオススメです。
フロントラインプラスも有名ですが、仔猫用があるのはストロングホールドです。
なぜオススメかというと、マダニ駆除にも効果を発揮するからです。
マダニ感染してそのウィルスが猫の体内に入り、保護した猫に噛まれて50代の女性が亡くなったという世界でもごく稀な事故もあります。
万が一にもその様な事故に遭わないためにも、マダニの駆除も兼ねたストロングホールドがオススメです。