気温20℃を超えてくると蚊が活発的に活動をします。
蚊は、生物の血液を摂取するため、進化しました。
厄介なことに蚊は、数々の病原体と寄生虫を持っているため、最も命を奪う生物とも言われています。
そして蚊は、大切な猫ちゃんにも牙をむきます。
その寄生虫は、フィラリア。
蚊(フィラリア)を呼び寄せる猫の特徴とは?
猫ちゃんを触ると暖かいと感じますよね。
冬場布団の中に入ってくる猫ちゃんは、まるで湯たんぽのようです。
それは、猫の平熱が38℃~39℃だからです。
人の平熱は、36℃前後とされていますから、2℃高いことになります。
それが、蚊を引き寄せます。
蚊は、熱センサーというべき物があり、それによって獲物を探知して襲います。
そのセンサーは、口にあります。
口を切り取った蚊は、熱を負うことが無くなったと帯広畜産大学が研究発表をしています。
蚊は、におい、体臭に寄ってきます。
蚊の嗅覚受容体は、生物の発する体臭(におい)を敏感に感知します。
体臭は、誰でもありますが、猫ちゃんにも当然あります。
動物が苦手な人が良く使う獣臭と呼ばれるものです。
体臭(におい)は、熱によって温められると発することは知っていると思います。
夏場体臭(におい)がきついと感じるのも、そのためです。
つまり人より体温が高い猫は、体臭がきついので蚊が狙いやすい対象の一つです。
また、体温を下げるために猫は、身体を舐めるときに使う唾液もにおいがあり、口腔の手入れをしていないと多くの蚊を集めることになります。
猫の体温は、人より高いと紹介しました。
その温かい体温から出てくる熱と呼吸の際に吐き出される二酸化炭素も蚊の標的となります。
蚊は、二酸化炭素にも反応します。
余談ですが、アルコールで酔った人が良く蚊に刺されるのもそのためです。
猫ちゃんの性質上、蚊に刺されない保証は難しいです。
なので、蚊に刺されにくい刺されてもフィラリアに感染しない方法を紹介します。
蚊が寄ってくるのは、においなので、シャンプーで身体を洗うと体臭が減り、刺されにくくなるので効果的です。
ただし、水に慣れていない猫ちゃんだと洗うのにとても苦戦をします。
猫ちゃんが小さい時からシャンプーをしていると水を嫌がることがなくなります。
そして、もう一つは、フィラリア予防薬を使う事です。
フィラリアの予防薬で有名なのは、猫用レボリューションです。
シャンプーをしてきれいにして猫ちゃんの体臭を減らすと蚊に刺されにくなります。
フィラリアの予防薬を付ける事で、蚊に刺されてもフィラリアに感染するリスクを抑えることができます。
フィラリア予防薬でもっともポピュラーで獣医さんが支持している処方薬のレボリューションは、お勧めです。
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